
アフリカのサバンナやタンザニアに生息しているライオンは、「プライド」と呼ばれるオスメス何頭かで群れ単位で行動しているライオン達と、群れをなさずに単独で放浪している若いオスライオンがいるそうです。放浪オスライオンは群れて行動しているメスライオンを狙って、その群れのリーダーであるオスライオンに攻撃をしかけ、新たにその群れを乗っ取ろうとする勢力争いがあるそうで、乗っ取りに成功した若いオスライオンは、新たな交尾のチャンスを得るために、群れの先夫の子をつぎつぎと一頭残らず噛み殺していく(メスライオンは授乳期間中は発情しないが、乳飲み児を失うとすぐに発情し、妊娠できる体になる為)というのが「ライオンの子殺し」として有名な話なのですが、この映像は、その「子殺し」であるのかどうかはわかりませんが、オスライオンが、鴨の群れをハンティングした後、何かに取り憑かれたかのように、狂ったように子ライオンを次々と襲い、皆殺しにしてしまった時のものです。直前に戦ったのが群れのオスライオンでなく鴨の群れであるということがちょっと気になるところかも。
Enraged Lion Kills Litter of Lion Cubs
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